更正保護施設での「手話ダンス」

都内にある更生保護施設「両全会」顧問の安倍昭恵さんにお誘いいただき一緒にお伺いして、手話ダンスを行わせていただきました。更生保護施設は130年もの歴史を持ちます。手話ダンスとは、楽曲の歌詞にのせて手話とダンスを行うものです。私たちは昨日3曲お伝えさせていただきました。
私は、時おり保護司会にお招きいただき講演をさせていただくことはありますが、実際に更正に向かっている方々の前に立たせていただくのは初めてです。たとえば少年院や刑務所を訪問視察する場合は、入所者の皆様と間近にお目にかかれることはありません。
人は、間違いをおかすこともあります。だからといって社会から排除することなく更正の道を作り、閉ざしてはならないものです。また、彼女らが育ってきた生育歴の中には想像しがたい困難もあったことでしょう。親や社会から否定され拒絶されて育つ苦しみをじゅうぶんに理解することはできませんし、またその親も苦しみを抱えていたかもしれません。それらすべてを飲み込み成人となった彼女たちが、親の苦しみをも乗り越えて社会へ出ていくことが必要ですし、特に、刑務所出所後の保護観察中は自立支援が不可欠です。
終了後、両全会施設長から
「いつか彼女達が社会に戻った時に 今日の手話ダンスを思い出してくれると思います。たくさん応援してくれている人が自分にはいるということ」とのお言葉を賜り、私たちが更生施設でお伝えできることの意味を改めて知らされました。
精進いたします。
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