東北の美しい未来を考えるーー巨大防潮堤の是非
5月24日、仙台で開かれた「あなたはどう思う?マンモス防潮堤」フォーラムの関係者が集まり、安倍昭恵さんを中心とした報告会と東北の未来について話し合いました。
フォーラム内容は以下からご覧いただけます。
あなたはどう思う?マンモス防潮堤
(以下、私見です)
「巨大防潮堤」は、東北三県だけでなく日本全体の問題のみならず世界に住むすべての日本人の問題でもあると広くお伝えするにはどうしたらいいのでしょう。
東北に計画(一部はすでに建設)されている防潮堤が計画通りにすべて建設されてしまうと、将来あると予測される南海トラフ大地震のために、東海にも巨大防潮堤を建設すべしとの提案もあるかもしれません。
建設された防潮堤のために漁ができなくなり若者が生活するのが困難となってしまった奥尻の轍を踏むのでしょうか。
東北では、巨大防潮堤がいかに景観を壊すか、また生態系に影響するか環境アセスメント(1997年環境影響評価法制定)もないまま建設が進められています。
本来、大規模建設工事の場合は、環境への影響を事前に調査し、適切な要素を選ぶ手続きが取られています。
東北の「巨大防潮堤」は、復興ではなく復旧事業のため環境アセス除外となっていますが、復旧であるはずが現状復帰ではなく以前より高い防潮堤、以前には存在していなかった場所への防潮堤建設がなされています。
2020年、東京オリンピックでは海外から今まで以上の多くのお客様が日本を訪れるでしょう。そのとき、空から見ることのできる風景は、リアス式海岸ではなく、海岸にあるのは底辺最大100mの灰色(コンクリート)の帯が全長370kmにわたってあるのでしょうか。
三陸の美しいリアス式海岸を失ってから、その重大性に気付くのでは遅いのではないでしょうか。
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