イタリア・メディアの取材
イタリア・メディアの取材を受けました。
「ハーグ条約」テーマで、日本政府としての対応には疑問がある・なぜ遅れているのかと問われましたが、私は「ハーグ条約において日本が遅れているわけではない。家制度を背景とした単独親権には歴史と理由があり、共同親権の国とは文化の違いもあるし、キリスト教国の家族と日本の家族システムの差異もあり」と、さまざま(笑顔で)お話させていただきました。
そもそも新元号になぜこれほど日本人が注目するのかといえば、万世一系ご皇室が「家」を永く続けてくださることを尊ぶ国民の心、日本の国柄もあります。
ーーーと、イタリア語への通訳は極めて困難な内容だろうなと思いながらも説明させていただきました。
離婚のとき、日本では子どもの親権を得るためにDVを離婚理由とする人が多いと聞くが、DVはそれほど多いのか? との問いには、「日本は欧米と比べると攻撃性や暴力性は低いと感じる。日本人の男性は誇り高く優しい人が多いですよ」という注釈つきで国内のDVについて解説しました。
ジャーナリストの彼女は初めての訪日。
芝公園 増上寺境内の桜の美しさに感動してくださいましたし、彼女とカメラマンが選んだ撮影ポイントは、「この可愛いたくさんの石像の前!」と、風に回る色とりどりの風ぐるまも気に入ってくださったようですが。。。
えーっと、
それらは水子地蔵なのですよ。
と、取材をアテンドしてくれたイタリア人プロデューサーに伝えると、「イタリアには水子地蔵は無いから彼女には分かりづらいだろう」とのこと。
文化の違いってそういうことなんですよね。
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