高島礼子氏がすぐに離婚しない理由
高知容疑者の、ラブホテルで女性と2人いる場での覚せい剤現行犯逮捕は、高島礼子氏にはほんとうに気の毒なことです。夫の浮気と覚せい剤逮捕が同時に起こると、一般的に妻は離婚を考えますが、高島氏の会見によると、すぐには離婚しないようです。会見で彼女自身が使われた言葉をもとに考えてみます。
すぐ離婚しない理由ポイントは3つ。
・離婚したら負け
・子どもがいない
・今でも彼を好き
彼女の側が高知容疑者を好きになり、周囲の反対や障害を越えて結婚したと報道されています。自分が好きになって結婚した相手が逮捕された、不倫したからといって見放してはならない、彼のマイナスからの更正を支え見届けたいという「妻の責任」とともに、障害を越えて結婚したのに離婚するのは「自分に対する負け」という意識があると感じられます。
お二人の間に子どもはありません。もしも子どもがいれば、子どもへの影響を考えて離婚するのが一般的です。子どもがあれば「守る」対象が明確ですが、子どもがない場合には守る対象を定めるまでに時間がかかることもあります。高島氏の場合、守る対象が、「仕事(女優業と周辺)・ファン・父親」であるか、「高知容疑者」であるか。この両立は難しいため、いずれ「大人の判断」を行わざるをえません。覚せい剤事犯の清原被告の元妻は、逮捕前に、2人の子の親権を持って離婚し、モデルとしてのご自分の名前から姓を消しています。
結婚前に、高島氏側から高知容疑者を好きになったと報道されていますが、その「好き」の内容は、結婚生活のなかで「母性的な愛情」に変化したことも考えられます。やんちゃを承知で結婚しており、加圧トレーニングの店や、あらたにエステ店を開業させてあげ、高知容疑者のエステの協会に高島氏も名を連ね、開店時には近所へ一緒に挨拶をする。高知容疑者の女性関係はさして意に介さず「彼の不倫のことよりも、薬(覚せい剤)をしてしまった彼の思いの方が不思議で不思議でならない」と表現しています。そのうえで「捜査官の方に包み隠さず話して捜査に協力してほしい」としています。
それはたとえば、
やんちゃな高校生の息子があり、我が子が方々で乱暴な言動があっても「感情が豊かな子」とし、ガールフレンドとトラブルがあってもママはあまり気にせず、勉強のできる環境を整えお金をかけて塾に通わせ、やりたいことはすべてバックアップしてきたのに、目標とした大学に合格したこのタイミングでなぜ万引きなんかするの?! という母親の感情に近いかもしれません。そして、ちゃんと警察に本当のことを話しなさいと諭す。
高島氏の母性が強いというより、たとえば、母と息子が結婚生活を送っているような印象さえ受けます。
いずれにしても、覚せい剤を4グラムも所持していた高知容疑者は、それをどこから手に入れたのか明確にし、彼自身の事件だけでなく、日本の覚せい剤被害をなくすためにも捜査に協力していただきたいと思います。
高知容疑者のように、大人が自分の意志で行うのではなく、まだ年若い人が騙されて覚せい剤を始める場合もありますし、主婦の方が「やせる薬」と言われて覚せい剤を始めてしまうこともあります。いずれも、覚せい剤から抜けだす過程で苦しい思いをしますし、崩壊する家族もあります。
高知容疑者の不倫相手がどんな女性だったか、覚せい剤を買うお金をどう調達したかという下世話なことではなく、日本から覚せい剤を根絶するために高知容疑者にできることがあるはずです。
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