*

バスの中で「初めて見たけど好きになった」女子高生に中年男が

公開日: : 最終更新日:2014/12/29 ブログ, メディア

ロマンティックな話などではありません、、、怖いことです。
ーーーーーーーーー

【2014年12月22日 西日本新聞】
長崎県警によると、19日夕、長崎県佐世保市内を走っていたバスの中で、不審な中年の男が女子高校生の背後から近づき、いきなり女子高生の肩をたたいて、「初めて見たけど、好きになってしまった」「俺のこと、どう思う?」などと、声をかける事件があった。

同県警で捜査しているが、不審な男は50歳ぐらい。中肉。白髪交じりの短髪。ベージュ色のジャンパーを着ていたという。

ーーーーーーーーー

この記事を男性が読むと、「中高年になって女子高生に声をかける(ナンパする)だけで警察が捜査するのか」と不快に思われるかもしれません。

が、過去一度でも奇妙な見知らぬ男性から声をかけられた恐怖を知っている女性であれば、上記の警察捜査はとても心強く感じられるものです。

問題は、「恐怖に感じた」ことにあります。
新聞記事では「不審な男」と書かれています。報道では個人を特定するような詳細を書くことができませんが、文章に「不審な」との表現を使う必要を記者は感じたのでしょう。もちろん、見知らぬ男性が唐突に声をかけてくること自体が不審だったり奇妙だったりしますが、、、

じつは53歳の私も今春、件の女子高生と似たような体験をしていますので、彼女の恐怖が手に取るようにわかります。

(面識のない方から突然声をかけられることは、じつは多々あります。講演に向かうとき、地方出張のとき、「テレビで見てますよ」とか「本を読みました」とお声かけくださる方は多くいらして、それはそれはありがたいことです。今日お話しするのは、そういったことではなく、奇妙な感じで唐突に声をかけられることの恐怖です)

私が奇妙な感じで声をかけられたのは大阪の駅ホームで電車待ちしていたときです。
男性は60代後半、白髪ロングヘアで不潔な感じのロングコートを着ていました。
「あなたみたいな素敵な女性に会ったことがない、運命だ。これは運命だ」と繰り返し言い、私は、その人の感情を刺激しないよう、するする〜っと静かにその場を離れても(指定列車待ちのためホームから出ることはできませんでしたので)、またすぐについて来て、「奇跡だ、この出会いは奇跡だ」と言う。

こういうのって、ほんとうに怖いんですよ。50歳を超えた私でも怖いと感じたのですから、女子高生が恐怖に感じたのは当然です。男性から見ると「ナンパ」?かもしれませんが、そんな呑気な話ではありません。

突然声をかけてくる男性、しかも賛辞や好きだと唐突に言葉にする男性に対して一般的な女性がどのように感じるかといえばーーーこの人は精神が混乱している人かもしれない、私の対応次第では感情が逆方向へ激するかもしれない、もしも危険な物を持っていたら?ーーーそれらを私も瞬時に思い、うすく回りを見渡すと(男性の大きな声は回りにも聞こえていました)、私が右を見ると、右側にいる人たちは目を伏せ、左を見ると、左側の人たちも目をそらす、つまり、誰も関わりを持とうとしない。今ここで突然何かあっても回りにいる人たちはどうやら守ってなどくれない。そんなことを感じる恐怖でもあります。
だからこそ、本件を警察が捜査したのは心強いニュースでした。

「声をかけただけで、強制わいせつでも傷害事件でもないのに」とご不満に思われる男性もあるかもしれませんが、「事件になる前」に警察が動くことは滅多にありません。声をかけた男性の言動や風貌が一般的ではなく不審だったことを無視しなかった警察の快挙と思います。

クリスマスからお正月はある種の非日常、浮かれた日が続きます。
恋愛は大いに推奨している私ですが、奇妙な声かけには警鐘を鳴らします。
男性も女性も気をつけてくださいね。

素敵なクリスマスをお過ごしいただき、穏やかに新年をお迎えください。

関連記事

国交省 宅配便再配達 検討会

国交省、事業者等とともに数ヶ月間かけて行ってきた検討会で感じたことを、朝日新聞にコメント出しました。

記事を読む

全日本日本伝統文化後継者育成協会

3月26日、木村麻子さま主催の「全日本伝統文化後継者育成協会(ZENDEZ)」6周年記念パーティーに

記事を読む

ハギュットフェス×Girl Power

ハギュット×Girl Power大阪特別記念講演 小崎恭弘講演会 『私らしい子育てを考えよう』

記事を読む

TBSラジオ「田中みな実 あったかタイム」

鈴木奈々さんをゲストに放送される「田中みな実あったかタイム」に私もゲスト出演させていただきました。

記事を読む

『CLASSY』コメント出しています

『CLASSY』4月号 いまどきの若い女性たちの恋愛〜別れについて取材を受けてコメント出しまし

記事を読む

映画『ミセス・ノイズィ』とClubhouse

早朝からベランダに布団を干し、布団叩きでバンバンと大きな音を立てる。それを何年間も続けて、近隣か

記事を読む

高嶋ちさ子「仕事セーブ宣言」

高嶋ちさ子さんの活躍ぶりは有名ですが、家族と仕事という括りではなく、妻役割と母役割で子育てを行い、幼

記事を読む

ストレス・スコア

(この止まっている画像を見つめていて、動いて見えるようでしたら、ストレス・疲れが溜まっていたり悩

記事を読む

ビビアン・ハー来日

ビビアン・ハーをご存知ですか。 当時9歳だった彼女は、両親が見せてくれたネパールの二人の男の子の児

記事を読む

外国人記者は見た!日本inザ・ワールド

『外国人記者は見た!日本inザ・ワールド』TBSスタジオから、9月7日(水)22時〜放送です。

記事を読む

映画『ミセス・ノイズィ』とClubhouse

早朝からベランダに布団を干し、布団叩きでバンバンと大きな音を立てる

ミャンマーの友人から:ミャンマー軍クーデター

ミャンマーの友人からmessageを伝えてほしいと頼まれました。 ミ

本当に女は話が長いのか? レインボーさんと考える

森喜朗元総理の発言は世界的なバッシングを受けて、東京オリンピック・パラ

ラフレクランさんと婚活・結婚を語る

なぜ婚活と結婚を語らなければならないかといえばーーーこの年末年始、私は

マツコデラックスが紐解く日本のモテ現代史

今から約30年前ってどんな時代だったのかなあ、と振り返ったり「日本

→もっと見る

PAGE TOP ↑