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スマホから離婚届を提出!?

公開日: : ブログ, 恋愛と結婚と離婚

【日経新聞電子版】
転居・結婚などスマホで申請 17年1月から、政府検討

政府は転居や結婚などの行政手続きをスマートフォン(スマホ)などで一度にできる仕組みを2017年1月から始める検討に入った。16年に運用が始まる社会保障と税の共通番号(マイナンバー)を使った個人専用サイト「マイ・ポータル」などを活用する。行政コストを大幅に削減できるほか、国民の手続きの手間も省けそうだ。IT総合戦略本部(本部長・安倍晋三首相)の有識者会議が6月までに方向性をとりまとめ、成長戦略に…
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGC1000M_Q4A510C1NN1000/

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行政コストの削減のために? 簡素な手続きとする利便性をはかる…、、「転居届」等はまだしも、「婚姻届」「出生届」「離婚届」は、スマホで行ってほしくないなあと思うのは私だけでしょうか。もちろん法律手続きですので、足を運ぼうがスマホでシューッと送ろうが、戸籍にきちんと記載されれば問題ないのかもしれません。
が、ちょっと待ってください。
手続きを簡素化したり利便性を追究する類いのものでしょうか? 有識者会議では「婚姻率が下がっているのは手続きが面倒だから、スマホでシューッと送れば婚姻件数も増える」なんてことがまさか語られたのではないとは思いますがーーーもしそうであれば、同じ理屈で離婚率も上がってしまいますよ。。。

結婚も出産も離婚も、利便性を追求する類いのものではなく、もっと情緒的なものと感じますし、そうあってほしいと望みます。育む、というのはそういうことですし、離婚にいたっては、相手を捨てる、あるいは、離れたくない相手から離れなければならない身を切られるような思いを抱えることです、法律論や行政手続きよりもっともっと深く悩ましいことがたくさんあります。

そもそも、日本における結婚は、欧米のような法律上の契約という概念よりも情緒的な繋がりが深いものです。

それが離婚となると、法律はほんの一部分といっても過言ではありません。経済的な混乱を含め、過去の思い出、将来への不安、相手に対する失望や恨み怒りといった感情のもつれが大きいものですから、夫婦二人あるいは弁護士を交えての協議では収めることができず、家庭裁判所での調停、裁判と進む方々もいらっしゃいますし、なかには最高裁判所まで争う離婚もあります。そこまで争って、スマホでシューッていうのは、どうなんでしょう。

社会的意義を問うというより、あまりにも情緒がない。愚策ではないかしら。

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